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☆ (ゝω・)v

CK2初心者未満のためのゲーム解説

はじめに

 最近やっとこのゲームのルールを理解できてきました。はっきり言ってこのゲームは不親切です。無料で入手したけど、全然意味がわからない、クソゲー...(ヽ'ω`) となって、諦めて積んでる人も多いのでは?と思ってます。

そこで、私が躓いた基本的なルールをここに記載したいと思います。間違っている可能性も十分にあります。その時はコメントで指摘していただけると助かります。

ゲーム中にセーブデータからロードする

 操作に失敗したので、セーブデータからもう一度やり直ししたい場合でも、一度ゲームをやめて、スタートアップスクリーンからセーブデータをロードする必要があります。 f:id:saito-matanki:20180804095217p:plain

初心者はアイルランドから?

 個人的にはアイルランドよりも、下記での説明に使っているアプリア公爵で始めるのが良いと思います。アイルランドよりも中央集権化しやすく、小さな国が周囲にあり、また周囲の大国と上手くバランスを取りやすい(緩衝国)からです。運が良ければ、十字軍でエルサレム王国の一部をもらえたりしますし、それを維持しやすい位置にあります。

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右上のバーの数値

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左から、「お金」、「威信値」、「信仰値」、「直轄領(後述します)の数」、「封臣の数(後述)」、「全ての領地の合計数」、「ここまでの合計スコア」です(以下、これらをまとめてリソースと呼ぶことにします)。

ポートレートと詳細ウィンドウ

左上の自身のプレイヤーキャラのポートレート(顔画像)をクリックして、出てきたウィンドウを見てください。 f:id:saito-matanki:20180804100109p:plain

ここに出てきた数値はそのキャラクターが持っているリソースの数で、右上のバーの数値と同じになっているはずです。 例えば下記は、プレイヤーの妻をクリックした例ですが、先程とは別の数値になっているとおもいます。 f:id:saito-matanki:20180804100629p:plain

すなわち、ゲーム中に存在しているキャラクター全てに、個別にリソースが存在しており、それは自国の部下であろうが、妻であろうが、子供であろうが自分のリソースとは別に存在しています。それぞれのキャラクターは、自身の所有するリソースに応じた行動を取り、あなたの操作とは別個に動きます。したがってある意味、一人一国のようなイメージです。CK2では対「国」を意識するだけでなく、対「人」を意識してゲームを進める必要があります。

プレイヤーキャラクターのパラメタ

上記に続いて、詳細ウィンドウの解説です。下記の赤枠を見てください。上から、「外交」、「軍事」、「管理」、「策略」、「学識」です(以下これらをパラメタと呼びます)。どれも30ぐらいが限界で、10あれば立派といった感じです。

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称号

下記の赤枠を見てください。称号と書いてある部分にアイコンがたくさん並んでいます。この部分についての説明は次章に回すとして、称号はこのゲームでキャラクターのシステムと並んで最もキモなのですが、仕組みの説明がどこにもなく、非常に不親切です。。 f:id:saito-matanki:20180804102955p:plain

称号が何かを説明する前に、あなたの国を見てください。たくさんの線で区切られていると思います(以下、そのひとつひとつの土地をプロビンスと呼びます。パラドゲーでは慣習的にそのように呼びます)。 f:id:saito-matanki:20180804103723p:plain

次に任意のプロビンスを一つをクリックしてください。左下に詳細ウィンドウが開いたと思います。 f:id:saito-matanki:20180804104215p:plain

そうすると、いくつかの正方形の画像が入っているとおもいます。プロビンスによっては全部で5つだったり、2個だったりします。下記だと4つです。

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これらはそのプロビンスに存在する領地(ホールディングス)です。一番上の画像に当たる領地のみ別格で、これはそのプロビンスの中心(州都)です。

領地が、ゲーム上でのマップの最小単位となります。領地の種類には男爵領(城の画像)、市(街の画像)、教区(協会の画像)の3つがあります。プロビンスにはそれぞれ一つづつある必要はなく、また、州都の種類はほとんどが男爵領ですが、別に教区でもOKです。例えば下記はヴェネツィアの例ですが、州都は市になっていますし、市が5つもあります。

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次に、それらの画像の左上隅にある紋章を見てください。一つ一つ違うと思います。

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これらはその領地を表す紋章です。州都のみ右上隅と左上隅の紋章のみ同じですが、これはそう見えているだけで、紋章はちゃんと存在します。理由は後述します。

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紋章を試しにクリックしてみてください。下記のような詳細ウィンドウが表示されると思います。

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これらは現代で言えば札幌市のロゴマークとか東京都のロゴマークとかそのぐらいの認識で良いと思います。そして、称号とは領地を所有する資格のことを言います。例えばロッサーノ市を所有する資格はロッサーノ市長になります。男爵領であれば男爵、教区であれば司教です。そして称号を持つとはその資格を保有していることを言います。上記で言えば、フュルクという人物が、ロッサーノ市長の称号を保有しています。

さらに称号の対象は領地だけに限定されるものではありません。下記の画像の赤枠をみてください。

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これはそのプロビンスとその州都を所有する資格、すなわち称号の対象がプロビンスになります。その称号の名前は州都の種類によります。もし、州都が市であれば、市長、教区であれば司教で同じですが、男爵領だと名前が伯爵になります。画像だとカタンツァーロ伯爵の称号があることになります。

更に画像の右側の紋章を見てください。これはその称号が所属する称号(後述)です。複数のプロビンスを所有する資格をもつ称号としては公爵、国家、帝国などがあります(後述)。画像だとシチリア王国です。

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ここで話を戻して、領地画像の右上隅の紋章をみてください。

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すべて同じになっています。これらはその領地の紋章ではなく、先程と同じく称号が所属する称号(後述)が表示されます。したがって下記のように、ある領地が一つだけ別の称号に所属しているみたいなことも起こりえます。

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称号の保有と直轄領について

人物の詳細ウィンドウの称号の説明に戻ります。 f:id:saito-matanki:20180804102955p:plain

ここにズラッと並んでいるのはその人物が所有している称号の一覧です。そうです、称号は一人がいくつでも持てます(ただしペナルティはあります)。札幌市長(市長)かつ北海道知事(伯爵)かつ東京都知事(伯爵)かつ日本国首相(国王)かつ日本帝国皇帝(皇帝)みたいな事ができるというわけです。前章で説明してきたカタンツァーロ伯爵の称号も彼が持っています。 f:id:saito-matanki:20180804154535p:plain

そして称号の内で、伯爵(州都)と領地称号(男爵、市長、司教)の保有数はマップの最小単位である領地の数にイコールになり、この合計がすなわち直轄領の数になります。そして直轄領の場合のみ、上記で説明した紋章が同じになり、ポートレートも自分自身になるようです。

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複数のプロビンスを所有する称号をもつ称号と慣習上の称号について

右下のマップ切り替えボタンから、「慣習上の公爵領」をクリックしてください。下記のように地図が色分けされたと思います。

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これは予めゲームで決められている、地域ごとの分類です。日本で例えると東北とか九州とかになると思います。これらは地理的に決まっていますのでゲームを通して変化することはありません。そしてこの地域を保有する資格の称号を公爵といいます。同様に、その隣のボタンだと慣習上の国、帝国を表示できます。下記は国です。

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次にこれらの称号を実際にどのように保有するのかを説明します。これらの称号は、上記のマップで示される地域のプロビンスにある領地の51%以上をあなたが保有していたときに、創設することができます。ここで、どの領地が誰が保有しているかの判断は、前節の称号が所属する称号によって決まります。

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もし、あなたが地域の領地を51%以上保有していた場合は、画面上部にアラートアイコンが出て来て、創設可能であることをお知らせしてくれます。そしてそれをクリックすると、称号の作成ウィンドウが開きます。ここで作成ボタンを押すと、称号を創設することができます。

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ただしこれらの称号はその地域で1つしか存在できません。もしあなたが領土の51%以外を保有しているにもかかわらず、別のキャラクターがその称号を保有していた場合は、その称号を簒奪することができます。また簒奪する相手は自国内のキャラクターであっても可能です。また、必要ないと判断した場合には、称号を廃止することもできます。

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称号を創設したり、廃止したりするメリットについては、後述する封臣の解説のところで説明します。

ただし、うかつに称号を創設することは避けてください。特にあなたが保有する称号の最大ランク(帝国>国>公爵>伯爵の順番)が2つ以上存在するようになる場合に注意が必要です。このような場合に発生する問題については後述します。またこれらのどれかを主要な称号に設定する必要があります。

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封臣および封建制度について

画像をみてください。シチリア島のトラーバニ伯爵とカターニア男爵を保有しているスワルです。この人物がどんな立ち位置にいるかは人物の詳細ウィンドウのアイコンをクリックすると表示できます。このゲームは基本的には封建制度を模したゲームですので、ここで自分の一つ上位に表示されているのが自分の君主になります。逆に主君から見ると、彼は自分の部下に当たります。これを封臣(直臣)といいます。

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あなたの封臣はまた独自の封臣を持つこともできます。ただしそれは自分より称号ランクの低い人物しか持つことができません。伯爵であれば、男爵や市長を封臣として持つことができますが、公爵を封臣として持つことができません。また封建制ですので、あなたは自分の封臣に対しては決定権を持ちますが、彼らが持つ封臣(あなたから見れば陪臣)に対しての決定権はありません。

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ここで、右上のバーを思い出してください。

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7/12と書いてありますが、どうみてもここには7人以上の封臣がいます。これは自分自身で封臣を更に持つ封臣の数を表しています。すなわち上記のツリーで+をもつ封臣の数がこれに当たります。またもし封臣の一覧が必要であれば、あなたのポートレートをクリックして出てくる人物詳細ウィンドウの下部にある封臣タブを見るとよいです。

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称号と封建制度

称号と封建制度の関係について説明します。前節で説明した封臣の関係(主従関係)を持つにはどうしたら良いでしょうか?答えは称号の授与です。称号を授与することで、授与した相手を封臣とすることができます。その人物が死ぬなどして称号が受け継がれると、受け継がれた人物との間に主従関係ができます。もしも、称号を受け継ぐ人物がいない場合には、その称号は自分の手元に戻ってきます。

試しに、誰かに称号を与えて従臣させてみます。上記の策略タブの中から、「指揮官に昇格させる」決断を選ぶとランダムな人物が生成されます。

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その人物はあなたの宮廷で待機していますので、その人物を見つけます。

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クリックしてポートレートを開き、マウスの右クリックでメニューを開き、領地称号を授与を選び、その中からあなたが所有している称号の一つを分け与えます。

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そうするとあなたの直轄領が一つ減り、彼は伯爵となり、あなたに従臣します。またこの時点では彼は結婚しておらず、称号を受け継ぐ人物が存在していないため、その称号はあなたの手元に帰ってくることが示されます。一方で彼はまだ24歳なので、妻を娶り子供が生まれる可能性は高く、主従関係が続いていく可能性は十分に期待できます。

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封臣のタブを見ると、彼が追加されていることがわかります。

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称号の継承

このゲームで最もややこしく、かつ最重要事項なのが、称号の継承についてです。称号の継承については単純に表現できます。すなわち、称号を保有している人物が死亡した場合、その称号はどうなるか?ということです。

あなたが死ぬと称号がどうなるかは上記のボタンから「法制」を選び、継承法のタブを選択すると確認することができます。例だと、男性のみが継承の権利を持ち、かつ全ての称号が末っ子に継承される法制です。ここでは息子(弟)に相続されます。

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継承の種類については上記の性別法(3つ)×継承法(6つ)で18パターンあります。ここでは詳しく解説しません。下記のwikiに詳しいので見てください。

各種データ/法律 - CK2 Wiki

ここで注意を要するのが、さり気なくある紋章です。これは非常に重要です。もしあなたが、最大ランクの称号を2つ以上所有していた場合にはここに紋章が2つ以上出るはずです。例だと、シチリア王国のほかに十字軍に参加したことでもらったエルサレム王国が存在しています。

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エルサレム王国の紋章をクリックして継承法を確認してください。シチリア王国とは異なる法制(男性相続制+長子相続制)が選択されています。跡継ぎのポートレートも異なる人物(息子:兄)が選択されています。

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すなわち、あなたの継承法は最大ランクの称号ごとに存在しており、もしここであなたが死んだ場合にはシチリア王国とエルサレム王国はそれぞれの息子に引き継がれて、別々の国となります(プレイはそのうちの主要称号としたほうのキャラクタで継続できます)。これは最大ランクが公爵や伯爵でも起こりえます。アイルランドなどでゲームを始めて、継承法を長子相続制にしたのになぜか国が分裂したとかはこれが原因だったりします。

もし国を分裂させたくない場合、いくつかの方法があります。1つ目は跡継ぎを暗殺などして、1人に統一してしまうことです。例えば赤枠の部分がいなくなれば、エルサレム王国は末子に引き継がれます。

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2つ目はすべての国で継承法を揃えること。ただし継承法を変えるために必要な条件はそれぞれの国で異なる場合があるため、時間がかかる場合もあります。

3つ目は称号を廃止してしまうことです。廃止するには紋章を右クリックして廃止を選びます。君主が死にそうで、手っ取り早くやる必要がある場合にはこれしかありません。ただしこれは分割相続制では選べないほか、封臣の評価が-40されてしまいます。

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4つ目はそれより大きいランクの称号を創設することです。すなわち国を超える帝国を創設すれば継承法を統一できます。ただし、大きいランクの称号を設立するための条件をクリアする必要があります。

5つ目は、あなたが持つエルサレム王国の称号を末子に先に与え、エルサレム王国を独立させてしまうことです。特筆すべきことはこの状態でもあなたのシチリア王の称号の継承者は末子(エルサレム王)のままです。したがってあなたが死んでも、シチリア王国の称号はエルサレム王へと継承され、再び統一した国となります。この問題点は、周囲の国より脅威とみられることです。

どのような方法にしても、難しさがあります。したがってうかつに最大ランクの称号を2つ以上保有しないことをお勧めします。

称号が所属する称号について

上記の称号の継承の続きからです。もしこのままそれぞれの息子にシチリアとエルサレムの称号が引き継がれたとすれば、実際の領地はどのように分割されるのでしょうか。上記で説明した、慣習上の国が基準となってきれいに分かれるのでしょうか?答えは違います。下記は君主が死んだ状態で国がどのように分割されたかをキャプチャしたものです。国境線がぐちゃぐちゃになっているのがわかるはずです。

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どの領地がどの国に分割されるかは、あなたのポートレートの左下にある紋章をクリックすることで開くウィンドウの一覧を見ることで確認することができます。

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下部よりエルサレム王国の紋章をクリックすることで、エルサレム王国に分割される領地も確認することができます。

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またプロビンスをクリックすることで開くウィンドウにある紋章をクリックすることで開くウィンドウを確認することでも可能です。

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ここで立ち返り、継承についてもう少し考えてみると、直轄領以外の領地は封臣が収めているわけですから、継承される対象なのは領地ではなくて、封臣(契約)であると気づきます。すなわち、領地がどのように分割されるかという問題は、継承に従って封臣がどのように分割されるかという問題であり、もっと言えばその領地称号を保有している封臣が、主君の所有する複数ある最大ランクの称号の中からどの称号を選ぶのかという問題であるとも言えます。

 これがどのようにゲームでは決定されているかを調べるために、一度スタートアップスクリーンに戻りセーブデータを読み込み、任意のプロビンスをクリックして、自分の封臣でプレイしてみることにします。選んだのサルデーニャ島の伯爵で、上記の画像を見れば分かる通り、彼は死後エルサレム王国に従属します。

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自分のポートレートの左下にある称号の紋章をクリックして出てくるウィンドウを見ると、確かにエルサレム王国を選んでいることが確認できます。

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一方で上記のウィンドウの下部を見ると、5つの直轄領を保有していることもわかります。すべて見ていきます。まず3つの男爵領がエルサレム王国に存在します。

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それから一つの伯爵領がサルデーニャ島に存在します。

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そして最後に、ポートレートの左下にある称号の紋章の伯爵領がエルサレム王国にあります。

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この時、最大ランクの称号が2つ存在していることに着目してください。前章までの解説で、そのような場合に主要な称号を設定する必要があると書きました。そして彼の場合は、その主要な称号はサルデーニャ島にある伯爵称号(アルボレア伯)ではなく、エルサレム王国にある伯爵称号(カラク伯)になっています。したがってキャラクタがどの国を選ぶかの決定は、その人物の主要な称号(カラク伯)が存在している領地(カラク伯爵領)が存在している慣習的な地域(エルサレム)の称号(エルサレム王国)から決められていると言えます。

一方で、これまでに繰り返し説明してきた称号が所属する称号については、これとは別になり、最上位の主君(ツリーの最上部の人物)の称号の内で最大ランクの主要な称号が、称号が所属する称号になります。

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マップ上のエフェクトの意味

まず下記の画像を見てください。1から順場に説明していきます

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  • 1はあなたの主要称号の紋章です。首都の上に表示されます。3はあなたの封臣の主要称号の紋章です。封臣の首都に表示されます。2は少し特殊で、プロビンス内に伯爵称号が所属する称号と別の称号が存在している場合に、その所属する称号が表示されます。このプロビンスには教皇領の男爵領が存在しているために教皇領の紋章が表示されています。 f:id:saito-matanki:20180804114934p:plain

  • 4はこれはあなたの主要領地です。

  • 5はプロビンスに存在する軍隊とその軍隊を招集したキャラクターの主要称号です。
  • 6はプロビンスが最大に繁栄していることを示しています。7は中規模、6は小規模です。
  • 9はプロビンスに病気が蔓延していることを示しています。病気によって瘴気の色が変わります。
  • 10はプロビンス間を軍隊が船無しで移動できることを示しています。
  • 11はそのプロビンス内に存在する交易所を支配している国の紋章です。

キャラクターの名前について

下記はゲームをやめたときに表示されるあなたがプレイしてきたキャラクターの履歴です。キャラクターの名前に着目してください。 f:id:saito-matanki:20180809211907p:plain

キャラクター名にはいくつかのパターンがあります。詳細は下記を見てください。

https://ck2.paradoxwikis.com/Localisation#Character_and_title_names

名前の核となるのが、First Nameです。画像だと「ロベール」とか「ポエモン」とかがそうです。これは誰もが持っています。同じ名前が多いのは、欧米には自分の父や祖父と同じFirst Nameを子供につける文化があるためです。

ただしそのままだと区別することができません。したがって、同じFirst Nameの場合には序数が付きます。画像だと真ん中あたりにいるシチリア王 ポエモンⅡ世の前にすでにポエモン(王 ポエモン 老)がいるため、序数のⅡが付いています。ただし、後述するあだ名が付く場合は省略されます(内部的には保有されています)。

First Nameの前には主要称号が付きます。画像だと「シチリア王」がそうです。ただしあだ名が付く場合は称号ランク(王や公爵)だけが付きます。

「太っちょの」とか「公正なる」などはキャラクターの特性によって付く「あだ名」です。他人からつけられるため、統治が短いと付かない場合があります。

日本語化パッチの問題で、この並び順は完全に意図通りにできていません。本来は『王 「温厚なる」タンスル』もしくは『温厚なる王 タンスル』のようにしたいと思っています。